年齢が上がるにつれて、妊娠しにくくなったり、流産しやすくなるって聞くけど、具体的にどのぐらい年齢で変わってくるものなのか。自然妊娠の確率や限界年齢。流産率を年齢別に見ていきましょう。

自然妊娠が出来る限界って何歳なんだろう?

医学的な治療をせずに、夫婦の性行為だけで妊娠するのが自然妊娠。妊娠しやすくする為にサプリを飲んだり、排卵日をチェックしてタイミングを計るなどをして、妊娠をした場合でも自然妊娠と言います。

自然妊娠が出来る年齢と限界

生物学的に言えば、初めて排卵が起きた12歳前後から、閉経が訪れる50歳前後までが、自然妊娠が出来る年齢と言えます。人によって異なりますが、閉経が来ていない女性であれば、50歳以降でも妊娠は可能なのです。

一般的に考えると、40代あたりから自然妊娠が難しくなってくると言われます。現在では35歳以上の女性が初産を経験する事を、高齢出産と言います。さらに50代以上の出産は、超高齢出産と言われています。

つまり、限界というのは人によって違うので、なんともいえません。海外では60代、70代でも妊娠をして出産した女性もいます。

自然妊娠の確率

自然妊娠の確率は、年齢を重ねるごとにどんどん減少していきます。

20代 80%
30代前半 60%
30代後半 50%
40代前半 30%
45歳以降 5%以下

自然妊娠とリスク

自然妊娠の確率を見ればわかりますが、40代後半では5%以下になっています。しかし確率なので、自然妊娠をする40代後半の女性ももちろんいます。ただ、自然妊娠をしたとしても、高年齢での出産はリスクを伴います。

染色体異常、早産、流産などの危険性が、グンと高まります。母体への負担も20代や30代と比べて、かなり厳しいものになります。

自然妊娠だけが道ではない

35歳を超えても、自然妊娠がなかなかできないという場合には、そこにこだわり続けることはないのではないでしょうか?不妊の検査も必要ですが、自然妊娠ができないのであれば、その他の方法を考えるのも1つの手です。

自然妊娠には限界があるという事を、忘れないでください。

流産率と年齢との関係

自然妊娠をしても、そのあとに流産をしてしまったら・・という不安を持つ女性は少なくありません。

やっと妊娠したのですから、大切に大事に出産まで育て上げたいですよね。しかし、流産についてもしっかりと知識は頭に入れておく必要はあるかと思います。全ての事を把握したうえで、妊娠に臨むのがいいのではないかと思います。

そこで、今回は自然妊娠をした人の流産率について、お話をしたいと思います。

年齢別にみる流産の確率

卵子が老化すると、流産の確率もあがります。つまり、高齢になればなるほど、流産の確率が高くなっていくという事です。

25歳 10%
30歳 10%
35歳 25%
40歳 40%
45歳 50%

40代に入ると、流産の確率は一気に上がってしまいます。45歳以上は、なんと半数の人が流産をしてしまうという結果になりました。この結果をみれば、高齢出産のリスクが一目で分かると思います。

週数からみる流産のリスクと確率

胎児の心拍が確認できると、流産の可能性が一気に少なくなります。一般的には7週目以降に心拍が確認できるようになります。10週目に入れば流産の確率は、先ほどの%と比較して「1/3以下」になります。

ただ、心拍を確認する前に流産となる場合は、そのほとんどが原因は不明です。母親に責任があるわけでもなく、回避することができない流産でもあるのです。ですから、そこで自分を責めることはやめてください。

あまりにも小さな段階では、何も手の施しようがありません。ですから、知らぬ間に胎児の成長が止まっているということもあります。ツライことではありますが、誰が悪いということではないので、気を落とさないように前向きになる事が大事です。

流産のリスクを減らすために出来ること

卵子を元気に活発にすることができ、流産のリスクを軽減することができる方法があります。それは、血液の中にある「ホモシステイン」の濃度を下げる事です。

葉酸という栄養素には、ホモシステインの濃度を抑える効果があります。ですから、葉酸を妊娠前から飲んでいると、流産のリスクを軽減できると考えられています。