妊娠の可能性を高めたい人や、無排卵の人が使う「クロミッド」という内服薬をご存じでしょうか?

排卵誘発剤として知られているクロミッドですが、結構多くの女性が服用しているようです。どんな効果があって、妊娠にどういった影響をあたえてくれるのか?そしてどんな人が処方される薬なのか?解説をしていきたいと思います。

クロミッドとは?

タイミング法や人工授精などに活用されている、排卵誘発剤のことをクロミッドといいます。

排卵が無い人や、妊娠の可能性を高めたい女性も服用することがあります。

クロミッドの作用

脳下垂体のLH(黄体刺激ホルモン)と、FSH(卵胞刺激ホルモン)の分泌を促進させる作用があります。卵巣に直接的に働きかけるのではなく、脳下垂体の刺激ホルモンの分泌へ働きかけるものです。

処方されるケース

無排卵だと考えられる場合は排卵障害ということになりますので、クロミッドを処方されます。排卵が行われている女性でも、妊娠の確率がアップする事が期待できるので、処方してもらうことも可能です。

使い方

生理周期の3~5日目からスタートさせて、5日間連続で飲み続けます。1日1錠(50mg)から始めていきますが、卵胞の発育が上手くできていないと判断された場合には、1錠ずつ増やして様子を見ることになります。

妊娠の確率にどんな影響があるの?

クロミッドを使って排卵日が予測しやすくなると、タイミング法や人工授精での妊娠率がアップしているという事が分かっています。クロミッドを服用すると、服用していない時よりも10~30%も妊娠率がアップした人もいます。

副作用

一般的な副作用は、以下になります。

  • 発疹、ほてり
  • 眠気
  • 頭痛
  • 吐き気
  • イライラ
  • 子宮内膜が薄くなる

もちろん副作用には個人差がありますので、症状が無い人もいれば重く出てしまう人もいます。

まずは産婦人科へ

クロミッドを処方してもらいたい!と言う人は、まず産婦人科へ行って現在の状況を医師に相談してみましょう。妊娠に向けてクロミッドを活用したいという意志を伝えて、必要であれば処方してもらうことができます。